まず、病棟のお世話係りの方から話があった。 病棟の使い方と今日これからのスケジュールの概要である。 ベッドにはクローゼットとTVが備えてあり、TV台の下の棚には、鍵のかかる小物入れもある。便利なのは、引き出すことのできるテーブルがついていることだ。 今、その上にメビウスを置いて、こうして打っている。 ベッドは電動式でいろいろと遊べそうだ。 トイレは各部屋ごとにあり、車椅子のままで入ることができるように広く作られている。簡素ながら非常にきれいな病室であった。 説明の最後に家族に渡された黄色い紙には、外からこの枕もとの電話にかけるかけ方が記されていた。 電話も個人単位で備え付けてあり、インターネットもOKなのである。 説明後まもなく12:00。食事が運ばれてきた。 家族と一緒に食堂で食事。 素うどんだけの私の食事を子ども達がからかっている。 何のお前たちだって、おにぎりだ。 他に食べていた6,7名の"先輩"方は、通常食だった。 今朝は病院からの指示により蜂蜜のみの食パンだけだったので、こうして打っている3時半現在、もうお腹が空いている。 夕飯は流動食とのこと。 やれやれ。 12:15から、TVの15チャンネルで館内のビデオ放送があると説明があったので、病室に戻る。 明日の手術の段取りや様子を説明する3分ほどのビデオであった。 なかなかいい仕組みだが、再放送は夜8時からしかない。 もっと頻繁にあれば便利だと思う。 この後12:30頃からナースによる説明があるということ で、ここで家族を帰すことにした。子どもたちは病院探検が十 分にできなくて残念だったようだ。 休日ゆえ閑散とした玄関ま で見送りに行く。 タクシー待ちのため、逆に見送られる羽目に なったが、廊下の曲がり角で見えなくなるまで手を振っていた 息子がかわいい。 |