さて、その後は、インターネットへつなぐための一騒動をやっていた。 自宅ではルーターを使って接続していたので、内臓モデムを使っていない。 そこで、インターネットにつなぐための設定をしなければならなかったのである。 まず、LANケーブルしかもってきていなかったので、モジュラーケーブルをお借りした。病棟係りのおばさんが、すぐに持ってきてくれた。 ケーブルは電話をはずして付け替えなければならないのかと思っていたら、枕もとの電話本体の側面に差込口があった。 電話とインターネットが同時にできるようになっている。 電話のその部分に「インターネット接続口」とでも、シールを貼っておいていただけると分かり易い。 続いて、パソコンのセットアップだが、これがわからなかった。 最初、病院の方にもご足労いただいたが、最終的に契約プロバイダのODNに電話した。 電話を通して指示を受けながら、ダイヤルアップネットワークで「新しい接続」を作ったが、ユーザーID、接続パスワード、pop、smtpなどのアドレスが必要であり、それらは予め家に電話して聞いておいた。 接続は、この近くの柏に接続することになり設定終了、無事開通した。 これからの長い入院生活で、インターネットが使えるのと使えないのとでは大違いである。これで、家族にメールを送ることができる。 それにしても、こういう患者のわがままに非常に真摯にかつすばやく対応してくれる。 いやな顔ひとつせず、何でもいってきてくださいという姿勢が貫かれている。 これがすごいと思った。 |