12:00。昼食のメンバーは8人ほど。 徐々に人が入れ替わっている。 食後、今日は洗濯をしようと屋上手前の踊り場へ。 そこにコインランドリーが2つ置いてある。 200円で洗濯、100円で40分の乾燥である。 屋上は、灰皿が置いてあり、喫煙者の溜まり場になっていた。 脱肛の手術を受けたLさんは、以前食道癌の手術をしたこともあるという。 最初、市の総合病院で見てもらったときは、食道の一部を切り取り、そこへ小腸の一部をつなげるという手術を示されたそうだ。 これを行えば、肋骨を切り裂き、さらに小腸まで切り裂くという大手術を行わなければならない。 不安を感じたLさんは、紹介状を書いてもらい、癌センターに転院した。 そこで示された手術は病巣のある部分を削り取るというもので、内視鏡を使い、ものの10分ほどで終わったという。 痔の手術でも同じだが、下手な医者は丸ごと切り取ろうとする。 この病院は、なるべく健康な部分を残そうとする。 癌であれ、痔であれ、医者に見てもらうのであれば、何でもかんでもの「総合病院」より、進んだ技術を持ち、経験豊かな「専門病院」に限ると、つくづく感じたことである。 ひとしきり面々と話をしていたら、ちょうど洗濯が終わっていた。 13:00から診察があるので、乾燥機に放り込んで部屋で待機。 まもなくアナウンスがあり診察。 私の場合、アテローマの部位が仙骨の辺りであるため、こすれ易い。 ちょっとつっぱると裂けることもあるため、こちらの抜糸の方が長引くようだ。 私と同期入院ながら、先に通常食になったFさんは、通常食になって2日経つのに通じがないということで座薬を入れられたらしい。 診察終了後、乾燥機を見に行くとふかふかに乾いていた。 |