昨日入った2名の方が今日手術のため、朝5:30にナースが例のボトルを持ってやってきた。しかし、実はその前から起こされていた。 私の隣のベッドの男性が、夜中ガサゴソと探し物をし、パリパリと袋から出す音がする。 私は入院に際して、「病院に行こう」という元看護婦の書いた本を読み、入院準備をした。 それを参考にして用意したものに、 綿棒、 ペンライト、 ウエットティッシュ、 汗吹き、 のど飴、 などがあるが、 もっとも納得して準備したことは、 音を立てないよう、布の袋に詰めたことである。 共同生活に入るのであるから、このくらいの配慮はほしいものだ。 また、パソコンを使うなら音はミュート(消音)にしておくこと。 さて、朝食は相変わらずの低残渣食である。 お粥に、味噌汁、梅干、ヨーグルト、おかずは豆腐だ。 一緒に食べている面々のアジの干物がうらやましいが、明日までお預け。 順調に行けば、明日の夕食から通常食である。 低残渣のせいか、丸2日間食事をしているのだが、便通がない。 食後すぐに8:30から入浴。 今日は、向かいのハート館の人たちと一緒だった。 入浴後、浴室前のラウンジで、就職の決まった大学生W君としばし話が弾む。 戻って点滴。 この20分点滴も明日で最後だ。 昼食後、午後の検査で傷跡の経過も順調であったのであろう。 明日から、大風呂に復帰できることになった。 10:00、16:30、19:00と、それぞれ1時間づつ3回入ることができる。 私は風呂好きなので3回入るだろう。 ほかのメンバーは、検査時に退院日を聞いたところ、お盆前の退院ということだそうだ。通常食に戻ると、皆さん気がはやり始めるようだ。 |