■入院者の心得

 昨日入った2名の方が今日手術のため、朝5:30にナースが例のボトルを持ってやってきた。しかし、実はその前から起こされていた。
 私の隣のベッドの男性が、夜中ガサゴソと探し物をし、パリパリと袋から出す音がする。

 私は入院に際して、「病院に行こう」という元看護婦の書いた本を読み、入院準備をした。

 それを参考にして用意したものに、
綿棒、
ペンライト、
ウエットティッシュ、
汗吹き、
のど飴、
などがあるが、

もっとも納得して準備したことは、
音を立てないよう、布の袋に詰めたことである。

 共同生活に入るのであるから、このくらいの配慮はほしいものだ。
 また、パソコンを使うなら音はミュート(消音)にしておくこと。



 さて、朝食は相変わらずの低残渣食である。
 お粥に、味噌汁、梅干、ヨーグルト、おかずは豆腐だ。
 一緒に食べている面々のアジの干物がうらやましいが、明日までお預け。
 順調に行けば、明日の夕食から通常食である。
 低残渣のせいか、丸2日間食事をしているのだが、便通がない。

 食後すぐに8:30から入浴。
 今日は、向かいのハート館の人たちと一緒だった。
 入浴後、浴室前のラウンジで、就職の決まった大学生W君としばし話が弾む。

 戻って点滴。
 この20分点滴も明日で最後だ。

 昼食後、午後の検査で傷跡の経過も順調であったのであろう。
 明日から、大風呂に復帰できることになった。

 10:00、16:30、19:00と、それぞれ1時間づつ3回入ることができる。
 私は風呂好きなので3回入るだろう。

 ほかのメンバーは、検査時に退院日を聞いたところ、お盆前の退院ということだそうだ。通常食に戻ると、皆さん気がはやり始めるようだ。

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6日目
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