■健康ランド型ドック?

 夜も開けやらぬうちから、涼しげな声でヒグラシが輪唱している。
 秋近しと思わせる声だ。

 朝食時に、私の手記(初診訪問記)がこの病院のホームページに載っていることを話すと、Fさんが読みたいという。
 食後に、インターネットにつないで読んでもらった。

 その後、販売が来たときに、浮き輪のような座布団を買った。
 これは水枕と同じ材質のゴムでできており、空気を入れて使う。
 非常に塩梅がよい。3600円。



  10:00。
 久々の大風呂である。
 目の前に緑が広がるので、まこと温泉に来たようである。

 私としては、ボコボコの泡風呂も捨てがたいが、ゆったりと十分にシャワーを使えるこの大風呂もまた結構。

 あとはマッサージでもあれば最高だなあ、などいろいろと話をするうち、いいアイディアが出てきた。



 それは、定期健診用の施設を作るというものである。
 そこには、展望風呂やジェットバス、サウナもあり、マッサージや体力測定の器具などもある。そう、健康ランドのようなイメージだ。
 違うのは、医者と看護婦がいて人間ドックをやってくれることである。

 人間ドック(定期健診)が必要だということがわかってはいても、"病院"となると足が重い。しかし、"健康ランド"となるとストレス発散のために年に1度くらいは行くであろう。 
 その上、健康ランドで単に発散するよりは、身体のチェックもしてもらえば最高である。
 そこで、病院に行くというイメージをがらっと変えて、家族で健康ランドに行く感覚で一泊ドックを行うのである。

 子どものために自然や健康についての勉強会、夫婦のための食生活についてのアドバイス、年寄りのために年配者でもできるスポーツの紹介なども行えば、地域の活性化にもつながるのではないだろうか。
 地域のネイチャースクールや日本レク協会などと提携しても面白いと思う。



 家族でいけること、
 楽しめること、
 QOL向上のための知識が身につくこと、
 そして、何より身体の診断ができること。

 これらがそろえば、喜んで1年のライフスケジュールの中にいれることだろう。
 21世紀は予防型医療へ向かうと思われるが、そのモデルとして、地域活性化の中核としていかがだろうか。

 どこか、健康シティ宣言しませんか。

*尚、上記の手記東葛辻仲病院のホームページにも掲載してあります。
 ここに再掲載するに当たって、「てにをは」や接続詞など、読みやすいように一部修正しました。

 東葛辻仲病院のホームページが開きましたら、「よくある心配事を解決」のページに行き、そこの「病気の先輩」のボタンを押してください。

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