■痛みナンバー"5"

 最終日。
 早朝から血糖値の上がり具合を見る血液検査がある。

 尿は、5:30,6:00,6:30,7:30と4回採る。
 第1番目の分は、夜中起きた時3:00以降であれば結構と言うことだったので、4:00ころであろうか、目が覚めたときに採った。

 さて、先ず定刻5:30採血が数本。
 その時に、甘いサイダーのようなものを飲む。

 6:00何とか出る。血液を1本採取。

 何も飲まずに30分後に出す次が問題だ。

 6:25。今回は、便意があるため、先に便が出ないと出そうにない。
 寝不足と、昨夜久しぶりに飲んだ炭酸がきいたか、下痢便である。

 それでも、ナンバー5の痛さだ。

 ここでは、薬を使わなければ痛みを耐え切れないような痛さを10として、10段階で申告させている。
 人によって違う"痛み"を推し量るのにいい方法だと思う。

 私にとって、5の痛さとは、

『便器の横にある身障者用の木枠を力いっぱい握り締め、そのまましばらく腰を浮かして耐えるような痛さ』だ。

 その後、「最弱」でウォシュレットして、ようやく緊張が緩む。
 その後にようやく小水が出た。

 7:30は問題なく、これで検便を除く、全ての人間ドックの検査が終了した。
 痛みのため便の採取は、まだ余裕がないが、今日明日中に採りたい。

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