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生のヒントと転機の8章
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1、キャリアシートから「事実」を分析する

 ここでは、作成したキャリアシートをどう分析するかについてお話します。
 キャリアシートに書かかれた経歴の中に成功事例、失敗事例があるはずです。
 その事例を振り返って見ましょう。

成功体験 どういう知識、スキル、姿勢が役に立ったか?
失敗体験 失敗の原因&失敗から学んだこと

 さて、もう少し突っ込んでみましょう。
 仕事は一人ではやっていません。人との関わりの中で進めていきます。人との関わりの中で、自分の特徴を把握することが大事です。キークエスチョンは、
「その時、自分はどういう役割を果たしていたか?」です。

★キークエスチョン
成功体験 どういう役割を果たしたか? 「求められた」役割とのギャップを知る
失敗体験 どういう役割を果たせなかったか?

■「事実」分析のポイント

1.自分が望まない役割を見極める

 成功体験と失敗体験を分析することはよくやることですが、ここでのポイントは、成功にしろ失敗にしろ、その中で自分がどういう役割を果たしたかに注目することです。

 人は社会や会社、チームの中で何らかの役割を担っています。自分のどういう意識や動き、役割が仕事を成功に導いたのか、あるいは失敗させたのか。
 両方の体験から、自分の得手不得手、得意な役割が見えてくるといいですね。

 また、失敗した時は、自分の苦手な役割を押し付けられていたときかもしれません。人はオールマイティーではありませんので、自分が望まない役割とは何かを見極めておくことも大切です。


2.「選択と集中」には順番がある

 苦手な役割を克服することにエネルギーを費やすよりも、得意な役割で貢献できる方が自分にとっても社会にとってもハッピーです。
 ここで苦手を押さえておくと、この後、得意分野に仕事が来るようにし、苦手分野に仕事が来ないよう布石を打つことが出来ます。

 ここでの本当のゴールは、自分の苦手な役割を知ることです。

 それは、エネルギーを自分を“活かす”ことに正しく使うためです。棚卸しできるくらいの経験を積まれている方であれば、自分なりの方法論で既に生きて来られているはずです。

 苦手な分野からは撤退しましょう。
 そして、得意な分野に集中しましょう。
 これが、「選択と集中」をすることです。

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