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生のヒントと転機の8章
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 これまで、過去の棚卸をし、現在の自分の把握をしてきました。
 さぁ、いよいよ今後のことを具体的に考えよう…という前に、ここで一休み。
 何事も、急いては事を仕損じます(^^)。

 さて、これまでの作業を通じて、薄っぺらだった自分が、大分立体的に戻ってきたのではないでしょうか。それが、元々の自分であり、本来の自分の姿に戻りつつあるだけなのです。
 しかし、ここでしっかりと自分のキャリア観を築いておかないと、また薄っぺらい自分に戻ってしまいます。再スタートを切る前に、ここでキャリアを考えるうえで使える概念を学んでおきましょう。

キャリアに対する3つの視点 「幸福のキャリア」「主観的キャリア」「一人称のキャリア」 物語化
Planned Happenstance概念 偶然が起こるように布石を打って、キャリアを自律的に切り開け 偶然の必然化
Positive Uncertainty 概念 学んだ事を疑い将来を予測せよ。そして、今までに学んでいない事を学べ。 予測と準備
環境変化の認識 「時代の変化」「社会の変化」「業界の変化」「会社の変化」 時代認識


<そも、なぜ自分を見失ったのか?>
 またもや薄っぺらになってしまわないように、そもそもなぜ自分が薄っぺらになったのでしょうか。そこを押さえておけば、同じ蹉跌を踏まなくてもすみます。

 小説「あきらめの壁をぶち破った人々」の中で、島津はこう言っています。
「会社には、しょせん評価のモノサシは一つしかない。デコボコのある人間を一つのモノサシで測ろうとすると、どうしても欠点が目につくからそこを矯正される。結局、長短背中合わせだから『角を矯めて牛を殺す』ということにままなるだろうね」
【第9章-3「島津の秘密」>「会社へのスタンスの取り方」】

 そして、「複数のモノサシの中に身を置くことによって薄っぺらい自分が立体的になる」と言っています。

 そうですね。
 一つのモノサシの中で長年評価され続けてきた結果、薄っぺらになったわけです。
 しかし、その薄っぺらになった自分を、これまでやってきた作業を通じて、自分に多面的に光を当てることにより立体として取り戻した。そう言えるのではないでしょうか。

 自力で自分を取り戻された皆さん、拍手です(^^)。

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