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>転進リミットの考え方

転進リミットの考え方 さて、ここまで煮詰めてきますと、自分の腹もだいぶ固まりつつあるのではないでしょうか。

 あとは、いつ行動を起こすかというゴールを決めるだけです。ゴールを決めれば、人間それに向かって動き始めます。

 しかし、気づくのが遅すぎた!転職リミットは過ぎてしまった! と思われている皆様。
 この先、後悔を引きずって歩くには、しかし、まだまだ先が長すぎるのではないでしょうか。
 私は、“転進”リミットについて、次のように考えています。

<転進リミットの考え方>
1、65歳現役を考える

 私が65歳になる頃には、年金で暮らしていけません(もとより趣味の生活を送るつもりもありませんが…)。 それに、労働人口の減少により、働けるものは働けという風潮になっているでしょう。
 そこで、65歳でバリバリ現役で働くことの出来る仕事は何かを考える必要があります。

 知力、体力も落ち、言われたことをただやるというのも辛いでしょう。
 好きなこと、関心のあること、充実感のあることでなければ、この歳では続きません。
 それにさらなる15年、20年を考える時、地域との関わり、社会との関わりを考えておく必要があります。

 ともあれ、「65歳で働いている」ということを想定しました。


2、ゼロリセットした場合を考える

 否応なく再スタート切らなくてはならない場合などの最悪の場合を想定しておきます。
 まぁ、それでも死ぬ気になれば何とかなるさ、と楽天的に(軽く現実を入れて)考えておくことがコツです。途中苦しくても、65歳で食えてればいいや、という感じ。
 このようなちょっとした心構えをするだけでも、日常的にアンテナを張ることにつながります。

@45歳からの再スタート
 40歳でカウンセリングの勉強を始めた私は、いわばその世界では何の実績も無い新米です。
 それでも、45歳までには、資格と何らかの経験をつむことが出来るだろう…そう思っていました。そして、40歳から5年間の助走期間を経て、45歳で離陸。
 最初は低空飛行でしょうが、何事も3年。
 その我慢を経て、10年後には一人前。
 さらに10年を経た65歳の時点では、少なくとも年金に頼らない道が開けているだろう。
 それがシナリオでした。そこで、45歳を会社退職のゴールに設定したわけです。

A50歳からの再スタート
 では、50歳からの再スタートはどうか。
 この場合は、10年で一人前になって後5年ありますので、まぁ、リセットぎりぎりOKかな、と。
 もちろん、再スタートを切る前に、少なくとも3年は準備しておく必要があると思います。
 
B55歳からの再スタート
 「役職定年老け込み期」(前の表参照)でのスタートとなりますので、ゼロリセットは辛いと思われます。
 これまでのキャリアを活かした再スタートが無理がないと思います。
 言い換えれば、これまでのキャリアの期間が飛び立つための助走期間となります。
 何事も軌道に乗るまでに3年はかかりますから、3年分の生活費は確保した方がよさそうです。


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