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HOME講演履歴>「あなたの子どもを加害者にしないために」柏屋楽器(2006.06.25)

■「あなたの子どもを加害者にしないために」
  ―子どもを追いつめる普通の家族の心理学〜家族カウンセリングの現場から―
 
   (柏屋楽器フォーラムミュージックセンター)

  柏屋楽器講演会案内
 
講 師 : 中尾 英司 氏 (作家、家族相談士、シニア産業カウンセラー)

日 時 : 2006年6月25日(日) 10:30〜13:30

場 所 : 「柏屋楽器フォーラムミュージックセンター 5Fホール」
       (さいたま市岸町7-1-9  048-829-2360)
       (京浜東北線 浦和駅西口下車手7分)


参加費: 会員 3000円 / 一般 3500円

申込先: フォーラム 048−829−2360
     浦和店   048−822−5391
     藤 店   048−261−3385


主催  柏谷楽器

■講演会 「あなたの子どもを加害者にしないために」 
       ―子どもを追いつめる普通の家族の心理学〜家族カウンセリングの現場から―


       第1部:人は、どのように生き方を決めていくのか? (あなたの人生脚本は)
       第2部:人を育む家族の機能とは何か? (機能不全家族とは、どういう家族か)
       第3部:親としての心構え〜育て間違いの事例・事件から
       第4部:サインに気づこう〜「少年A」の場合


「あなたの子どもを加害者にしないために」を読まれて感動された同社代表田部様のご依頼で、お話しさせていただくことになりました。音楽教室に通う子供たちを沢山抱えていらっしゃる田部様にとって、昨今の少年犯罪の多発はとても心配。多発の背景に家族のあり方も大きく影響しているというのが田部様の思いです。
そこで、次のようなお話しをさせていただくことにしました。

第1部では、赤ちゃんが親との関わりの中でどのように世の中を認識し、どのように自分のイメージを持つようになるのか。そして、自分はこのように生きていくんだろうなぁという人生脚本をどのように創っていくのかについてお話しします。親の影響力の大きさが分かると同時に、自分と親の関係を見直すきっかけにもなるでしょう。

第2部では、人を育む家族の機能についてお話しします。躾と教育が優先され、癒しと回復の機能が失われている家族が多く見られます。それが子どもの問題行動を引き起こすカラクリについてお話しします。

第3部では、生まれてから高校に至るまで、のびのびとした豊かな人格を育むために親が気をつけなければならないことについてお話しします。世を騒がす事件は、よかれと思いつつ、あるいは無意識に子どもを追いつめた結果起こっています。自分の言動に気づきましょう。

第4部では、少年Aがどのようなサインを親に送っていたのか、についてお話しします。事例を知ることで子どものサインに気づきやすくなります。サインは親が気づくまでエスカレートしていきます。早期対応が肝心です。

以上、日曜日の貴重なお時間ですが、是非ご家族でお越しください。
そして、お父さん、この日はファミレスにでも寄って、奥さんとお子さんのお話を聞いてあげてください(^^)。


【補足】
各地のご家族を訪問カウンセリングして実感するのは、お父さん、お母さん、そしてお子さん−皆どこかに無理をして生きているということ。その無理が自覚されないために問題行動や心身の症状となって現れます。
その“無理”は、世代を超えて受け継がれている暗黙のルールであったり、社会や地域の常識であったり、共依存の人間関係(夫婦、親子)であったりします。

それらのことに無意識に支配される中で、母子カプセルや家族カプセル、ネグレクトやダブルバインドの構造、あるいはよかれと思って子どもの生きる力を奪ってしまう「お膳立て症候群」などの状況に陥ってしまうわけです。
その状況が続くと、子供は、愛情の欠乏や飢餓に陥り、一方で親の支配から離脱をするために様々な行動を起こします。
その行動や症状が異常に見えるために、親は子供がおかしくなったとカウンセリングの依頼に来られます。

が、子供がその行動を通して、お父さんお母さんの生き方にどこか無理があるよ、とメッセージを送っていることに気づいた瞬間、親が変わり始めます。それは、親自身が自分の人生を自分の手に取り戻すことでもあるのです。
親が、その親の支配や社会の常識から自律して自分の人生を歩き始めたとき、子供の問題も解消されます。

私がカウンセリングにお伺いしているご家庭は、いずれもごくふつうのご家庭です。
しかし、夫婦や親子の間にとても大きな意識のギャップがあります。そのギャップが認識されないまま年月を重ねれば重ねるほど、病は重くなります。アルコール、薬物、ギャンブル、窃盗などの様々な依存症の根っこには親子関係があると言っても過言ではありません。ADHDや若年性鬱、統合失調症なども親子関係が背後にあります(いずれも、少なくとも私の接した事例ではすべてそうです)。

気づかないままに過ごしていれば、将来とてつもなく大きな負債を背負うことになります。お金もかかります。何よりまして、十字架を背負って生きていかなければなりません。
特に、仕事に追われているお父さん。お父さんの役割はとても大きいのです。手遅れになる前に、ほんのひと時この講演を聞き、その後、ご家族と時間をともに過ごしてください。明日からの家族関係が少し変わるはずです。

同じ轍を踏んでほしくはない―それが、今闘っている各地の“普通の”ご家族の希望です。
そして、「♪あなたも私もオッケ〜(^^)」と、口ずさむ明るい家族が日本のあちこちにできること、それが私の願いです。
ご来場お待ちしております。


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