| 「あきらめの壁をぶち破った人々」のエピローグで、主人公島津が本部長野々村に呼び出されるシーンがあります。 島津は、呼び出された場所が『八階の応接』であることから、何か大事な話があるのだろうと身構えて行きます。つまり、「場所」という情報から重大な内容を読み取っているわけです。 ついで、野々村が『身を乗り出して膝の上で手を組むと、島津をじっと見た』様子から、本気で受け止める構えでいることを読み取っています。 さらに、『そうだね』と応える『落ち着いた声』に、島津は野々村の覚悟を感じて、ようやく本題に入る決意をします。 つまり、島津は、本題に入る前に、何段階にも渡って相手の出方を見ているわけです。 眼や顔、声の表情、姿勢や服装、そして場所などの様々な情報から、相手の構えを把握しているわけです。 そして、相手が受け止める用意があると確認できて後、初めて島津は口を開きます。 コミュニケーションにおいて 93%の情報は、言葉以外から得ているといわれるゆえんです。 |
| ・人は、93%の情報を言葉以外から得ている ・言葉から得られる情報は、7%でしかない |