受講記 「実録 あきらめの壁をぶち破った人々」

特別寄稿 :PMシンポ2004セミナー受講記
       「実録 あきらめの壁をぶち破った人々」 <ITを用いたBPR その成功と秘訣>
講師  :中尾英司
記   :金子雄二(JPMF 書評執筆者)


(はじめに)

 今年7月のJPMFオンラインジャーナル図書紹介で中尾氏の著書を取り上げた。
 その際、著者と何回かのメールのやり取りをしたが、そこでこの講演を聴講する約束をした。
 そんな関係でこの受講記を書くのだが、どんな講演になるのかという期待で会場に入った。

 当日の会場は満席となる盛況で、参加者の年齢は従来のPM講演会と比べて多少若い人と女性が多かったように思える(筆者の周りの数名の女性と名刺交換したためであろうか)。
 参考までに後刻、事務局で参加者の平均年齢と女性の参加数を確認してみたい。

 講演は、講師の実体験によるBPRの実例として話された。
 従って、ノンフィクションであり、しかも当人が目の前で話しているので、本にはない迫力が伝ってきた。
 筆者は会場が見渡せる最後尾の左隅に座り、2時間半受講者の状況を良く観察させて貰った。
 その率直な印象は、殆んどの人が居眠りもせず真剣に聞いている様子がよく分かった。

 講演の最後に参加者の一部の人が参加動機を話されていたが、プロマネ的立場の人が多く自分の立場と比較して聞いていたようだ。
 この点は話のストーリ建てと問題点が、聞いている人の立場と同じレベルで話されたことと、講師の話が非常に歯切れ良く居眠りしている暇などなかったからであろうか。
 実際に体験された事実関係とその問題点の指摘から解決へのプロセスが明快であり、誰もが納得できる。そして自分でも出来そうな問題解決の糸口となるヒントが幾つか感じられた講演であった。
 そんな具体的な点を少し探ってみた。

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