| 三菱がモラルを失って犯罪に至り、最終的に“殺人”まで犯してしまう経過は、少年が犯罪にいたる経過とよく似ています。 たとえば、「少年A」。 彼は、表面的にはそう見えませんが、心理環境的にはモラルが崩壊した家庭の中で過ごし、唯一の救いであった祖母が亡くなる10歳の頃から蛙やナメクジの解剖を始めます。翌年には猫の解剖を始め、その翌年には万引きをします。 三菱がモラルを失い始めて約10年で犯罪臨界を越えたように、少年Aもまた、約10年で犯罪臨界を越えました。 三菱も少年Aも、サインを発し続けました。 三菱にとっての救いの手は業界だったのでしょう。Aにとっての救いの手は両親でした。しかし、業界からも、両親からも救いの手は伸びてこず、自分で自分の暴走を止められなくなっていきます。 そして、三菱が犯罪臨界を越えて3年後に犠牲者を出したように、少年Aも犯罪臨界を越えて3年後に殺人を犯します。 何事も、『あ、一歩踏み出したな』と思うときがあるものです。 踏み出したその時に手を打たなければ、どんどん転がり落ちていきます。加速がつけば、もはや個人の力でどうにもならなくなってしまいます。 私は、個人、組織にかかわらず、一歩踏み出してなんの手も打たなければ約10年で犯罪臨界を越え、さらに3年で社会的に被害をもたらすことになると考えています。 今、あなたの会社はどの段階でしょうか? |
| 尚、ここでは詳しく書きませんが、少年Aからどのように酒鬼薔薇が生まれたのか、Aが酒鬼薔薇とどのように闘ったのか(二重人格ではありませんが…)、どのような経緯でその世界観を構築し、どのような理由で殺人ゲームに至るのか。また、その背景にある家庭風土の問題とはなにか。 ―それら全てを詳細に解き明かした本を2005年5月末頃に出版いたします。 「心の闇」を解き明かす日本初の本になると思います。 そこには、どの家庭も陥るしつけの落とし穴、愛と支配の問題、また個人と組織の問題があります。 すべての父親、そして組織をマネジメントする方は是非読んでください。いろいろな気づきがあると思います。気づきは変化を生みます。その変化が周囲の人を救います。 そして、今追いつめられている方、是非読んでください。知ることは力になります。知ることで閉塞状況に穴が開くでしょう。言葉を持ってください。 |
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