| 情報の正確さにこだわるB総務部長は、持って来た報告書の各項目について逐一裏づけを聞いてきました。 いきおい裏が取れるまでは情報を持っていけなくなります。実務の間にウラをとるわけですからますます遅くなります。 動いて欲しいために、早く情報を持って行きたいのですが、ウラ取りに手間取っている間に手遅れになったというケースです。 担当者は板ばさみとなって一人苦しむことになります。 総務部長というポジションは、いろんなセクションから情報を入手できるポジションです。断片情報をジグソーパズルのように組み合わせて、自分で全体像をつかむことが出来るポジションです。 いかに早く全体像をつかむかが大事なことであって、個別のピース(切片)が完璧である必要はないわけです。 この場合、本当に必要なものは、曖昧な情報は曖昧なものとして受け入れる姿勢でした。 個人を鍛えようとするあまり敷居を高くして、結局自分のポジションの持つ本当の機能を果たしえなくなった事例です。 |