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「会社が変わる」とは、どうなることか?

3-「会社が変わる」とは、新たな“言葉”が共通語となること
 さて、「会社」とは、ポリシーに基づいて作られた仕組みでした。
 「ポリシー」とは、最優先すべき価値観でした。
 そして、その価値観は言葉で伝えられるものであり、業務遂行の際の判断基準となるものでした。

 前頁であげたA自動車会社の例で言えば、「安全」が、その会社の最優先すべき価値観であり、同時に何かを選択する際の全ての判断基準の根底にあるものです。
 「安全」という言葉が全社員に行き渡り、その言葉のもつ意味の本質が全社員に共有されたとき、その会社は「安全」について妥協を許さない製品を作る会社として立ち現れることになります。

 言い換えれば、その会社の価値観は、社員がどのような言葉を共通語として用いているかを知れば、知ることができます。


 さて、最初に戻ると、「会社」がポリシーに基づいて作られた仕組みであるならば、会社が変わるとはポリシー(最優先にする価値観)が変わることと言えそうです。
 そのポリシーは言葉で表されますので、ポリシーが変わるということは言葉が変わるということと言えそうです。

 会社を変えようとして、仕組みや制度をいじる企業は多々あります。が、人事制度や課名が変わっても、社員の意識は従前と変わらないままというのは、よく見られるところです。
 それは結局、ポリシーを変えないままに、仕組みをいじっているからではないでしょうか。



 逆に、新たなポリシー(最優先にする価値観)を表現した言葉が社員の共通語となったとき、その価値を実現するための最適の仕組みに向けて組織は自ずと変化し始めます。

 新たな言葉が社員の共通語となったときが企業が変化したとき、と言えるかもしれません。

■ポイント
・企業変革=ポリシーを変えること
・企業変革のメルクマール=新しい言葉が社員の共通語となること


■事例
言葉を知る事は、“気づき”につながります。
気づけば、変化し始めます。

「アカウンタビリティ」という言葉を知って後、日本人は“お上”に対する権利に気づきました。
気づけば、行動を起こすようになります。
組織の方も、「アカウンタビリティ」を果たすべく考え、行動するようになります。

その言葉が定着し、当たり前の言葉になったとき、社会が変わったということができるのでしょう。

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