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6、キレるメカニズム

「さて、心の中はストレスで一杯だ。
 そこへ上から一滴ポタッとしずくが落ちてきたとしよう。
 すると、表面張力が切れてブワッとあふれ出す。
 これが、いわば"切れた"という状態なんだ」
「プッツンというやつですか」

「そうそう。よく言うだろ。なんでもないことに切れた、とか。なぜああいうことをしたか分からない、とか。
 表面張力というぎりぎりの緊張状況の中で生きてるから、他愛もないわずか一滴の出来事で、一挙に均衡が破れてしまうのさ。
 その時は感情が爆発的に溢れてくるから自分でもコントロールが効かなくなって事件を引き起こしてしまう。

 その事件の原因を、その一滴の内容に求めても意味がないんだよ。
 それはトリガー(引き金)にしかすぎない。
 むしろそこまでストレスを溜めてきた日常的環境に問題があるんだ」

*ストレスも、以前は配偶者の死や離婚などのライフイベント」(人生の大きな出来事)の影響が注目されていましたが、 最近では日々の一寸した気になることが積み重なるデイリーハッスルズ」(日々のイライラ事)の影響が注目されるようになりました。

 ところで、
プロジェクトのメンバーの中にも、ストレスのあまりプッツンしそうな人がいました。
 
さて、島津はどのような行動を取ったでしょう。

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